久留米・田主丸の豊かな自然に囲まれて
「有限会社 原種苗(はらしゅびょう)」は。
福岡久留米田主丸で苗木と種の販売を行っております。
田主丸は久留米の中でも、より自然に囲まれた地域です。
自社管理をしている山と土地に、世界から取り寄せた植物を管理しています。
取り扱い品種の多さはもちろんですが、
ご来店いただいた方が
「こんな所に、こんな珍しい植物があるなんて!」と驚かれるほど、
希少性の高い品種を取り揃えています。
それゆえに「種苗屋の種苗屋」としてご相談を受けることも、しばしば。
代表 原 敏彦
珍しい植物を仕入れることだけが、
種苗屋の仕事ではありません。
それらの植物を元気に繁殖させて、
普及させることが
私たちの使命だと考えています。
何よりも大切なのは「接ぎ木の技術」。
この技術一つで植物は、強く大きく、
実りの多い木に成長するのです。
一言で語れる技術ではありませんが、
少しでも接ぎ木について魅力を
感じていただけると幸いです。
接ぎ木とは「台木」と呼ばれる土台となる植物に
「穂木」と呼ばれる違う種類の植物をつなげる技術です。
原種苗はただ植物を取り寄せて販売するだけでなく、日本の環境になじみ長きをする植物や
結実率の高い有用植物をご提供することを大切にしています。
- 病害虫に強い品種に
- 果実などの実りをよくする
- 苗木の成長のコントロール
私たちはよく接ぎ木に向いた植物を「キッチン感覚のある植物」と表現します。
それは「人の生活の役に立つ植物」という意味を含みます。
接ぎ木の技術を施すことで、私たちはより有用性の高い植物を育てることができると考えています。
ベースとなる「台木」にはカラタチを使用しています。
ナイフは接ぎ木の成功を左右する重要な道具です。
私たちは「田主丸型」を愛用しています。
切れ味が命のため、4~5回使うごとに研ぎます。
道具の手入れも接ぎ木には欠かせない技術とも言えます。
接ぎ木をする場合には、木に切り込みを入れます。
切り口が粗かったり雑だと、
きれいにくっつくどころか、成長しません。
苗木の状態を見極め、絶妙な力加減と
繊細な技術でもって枝を切ります。
切れ味がよいと、木が切られたことも
くっつけられたことも気づかないのか、
元気にすくすく育ってくれるのです。
Our Future
私たちの目指すもの
それは、
接ぎ木でより豊かな生活への貢献
原種苗は接ぎ木の術と、独自の仕入れネットワークを利用し世界の有用植物を日本で普及させ、より実り豊な生活に貢献していきたいと考えています。
まだまだ野望尽きない、弊社の取り組みをご紹介いたします。
コーヒープラントの普及
コーヒー南米やアフリカなどが原産国として知られています。
日本では沖縄など温かい地域で栽培はされていますが、
まだまだ生産量が少ないのが現状です。
そこで、原種苗はコーヒーの苗を栽培し、
日本の環境でも育ちやすい品種への改良に努めています。
コーヒー豆の苗を一つ販売しても、意味がありません。
だからこそ、
プラントをつくりプラントごとの販売ができれば、
より国内栽培のコーヒー豆の普及を
促すことができるのでは!?
と考えています。
コーヒープラント栽培はまだまだ、
始まったばかりですが、
1日でも早く実現できるよう精一杯頑張ります!